2025/02/02 16:30








ファッションショーの前日に設営を終えて
銀座のZARAを見に行きました
商品のカラーパレットは、まだまだ秋冬

全体的に深い色、濃い色が多くありました
ネイビーや赤もたくさん出ていましたよ
今週、寒波で積雪とか言われていますものね



でも実は、私の色感覚
あまりしっくりきませんでした

かわいい!と心が躍るよりも
ガラスの中からぼんやり眺めている気分…
蕾のような、無垢な
でもちょっとした乖離感を味わったのです
この感じについて、今日は書きたいと思います



写真は2024-25のAW(Autumn & Winter、秋冬)に流行するとされた、キーカラーです

ZARAでは結構、これに忠実に色を使ってたイメージ
派手なオレンジテラコッタのレザージャケットとか
パレットに寄せてるのかなと思いました



コレクションは年にSS (Spring & Summer、春夏)とAWが主流ですが、ブランドの意向によりプレシーズンのショーをやったり(プレフォールとか)
リゾートなどの特定のシーズンに、販売促進を掛けたりもします



この色が打ち出されたのは2023年の7月
パリで開催された色の展示会、プルミエビジョンにて
今から一年半前になります



そんなに前なら、流行色って、誰が決めているの?
そんな風に思いませんか?



実は流行色って、数年前から準備されていて
世界の流行色協会のような
権威ある幾つもの団体によって打ち出され
それを世界の企業やデザイナーが用い
さらに各国の企業や協会でもそれぞれが打ち出して
細分化され、利用されていくのです

洋服だけではなく、インダストリアルも影響を受けます
建築や車のデザインなども同様に
ファッションだけでなく、チェックされています



それは単純なイメージで色を決めたのではなく
森羅万象、万物に渡る内容からピックアップされ
一つひとつが、非常に深い想いで選ばれた事が分かるからです


ピンク、白、などのシンプルな色だけではなく
例えばの表現で言ってみれば、開かれた昆虫の羽の質感とか、油膜に生じる、うつろう虹色とか…

そして、単なるポエムで終わらせる事の出来ない
深いコメントを読むと感嘆します


世界の情勢を熟知した上で降ろされた
時代の中から生まれる色はシャーマンの言葉のようです

賛美や畏敬、様々なフィーリングが
一色、一色に顕われています

ファッションも気分や感覚の産物だから
シャーマニズムっぽい所があるのですかね









ブランドのデザイナーが洋服のデザインするのは
半年以上前…真夏に真冬の服を考え、真冬に真夏の服を作っているのです

さかのぼると、ものすごく以前に
準備をして製作している事がわかりますね



洋服で特定のデザインが流行する時
私は意外と反応が遅いかもしれません
自分で着るとなると、意外に保守的なのか
最初は受け入れがたかったりするんですよ…
やがて見慣れて、可愛く見えてくる方です

カラーもそうやって、時間をかけて
印象操作の積み重ねで馴染み
流行っていくように
感じさせられているのかも知れませんね

昨年の7月にはすでに2025-26年のAWカラーが出ています
流行っている色を着るだけでなく
ご一緒に、来年にむけた
マイカラーをみつけていきませんか?