2024/10/30 14:33
衣替えの時期とされていた6月と10月
学校の制服などは暑さ、寒さの体感に関わらず
暦通りの季節の制服に着替えたものでした
気候の変化から、1年の半分もが熱帯のように暑くなってしまい、なかなか暦通りにはいきませんね
今の高校から進学してくる学生を見ていますと
学生服にも変化がありそうですよ
よりセレクト型の制服になり
好きなコーディネートを組む事が出来て
自分らしさが奪われないように配慮されていたり
女性の制服は、プリーツのミニスカートだけではなく
パンツも、ワンピースも、ジャージも…と
数アイテムの中で選択して
購入出来るようになっていたり
色や組み合わせが選べ
性差なくアイテムが選べるような配慮でしょうか
世界的に海水温が上昇し、気候変動が著しい中で
アパレル製品の企画には
多くの見直しが求められています
素材の通年性が基本的に大切になっていますし、
シースルーも一般化
パブリックでの肌見せへの理解もさらに深まっているから
日本女性のセクシーの概念も
変わってきている感じがしています
重衣料は特に単価も上がって
購買しやすいものではない為か
単品のデザインより2way、3wayの
デザイン的な仕掛けを仕込み
独自性と共に、コスパとアイデアを盛り込まないと
購買や話題に繋げにくい雰囲気です
そろそろ必要なトレンチコートも
分解すると様々に着られるような
パーツ構成になっていて面白さがあると共に
作り手としては思うところ大きいです
通年素材も増えているので
衣替え自体をしないおうちも多いかも知れません
やっと涼しくなって衣替えされたというお話を伺い、
これからのデザインの在り方と衣替えについて
感じた日でした