2024/09/15 11:35




スクエアスリーブの縫製の続きです

今日はロックミシンをまとめてかけて
見返し同士の肩を接いだり

コンシールファスナーを
とても綺麗に付けられましたよ!

洋服の縫製は
裁断、芯貼り、ロックミシンまでの
所謂、「拵え」の部分に時間を取られ
成果が見えない段階ですが

それを抜けると一気に組めて
完成まで駆け上がります
楽しくなって、達成感を感じられる頃です








こちらのお客様は
ご自分の原型からデザイン変更をして
四角い袖布をラッフルフリルにされました

展開したラッフルフリルの
トワルを実際に縫ってみて頂きます

参考サンプルとしてお持ち込みになった
黒いプルオーバーは
袖布フリル部分の端の処理が三巻きでした





今回のデザインに合わせて引いた
フレアの角度が急なので
デザイン想定の時から縫製仕様を変え
巻きロックのお勉強に切り替えました

ご自宅にロックミシンをお持ちですが
巻きロックを試した事がないそうです
ご自宅のロックでも設定を覚えれば
巻きロック出来るはずです
是非ともお試し下さいね!





巻きロックの原理とコツのご説明
カクカクした所や巻きの太さの変化は
何が起こっているか
どこを見て操作、運転するか
メスで落としながら縫う時
縫い代なしでかがる時…

こんな小さな違いでもそれぞれ結果が変わるのです
つまり、コツも変わってしまいます
テストを繰り返して、コツコツ、実践、実践…

「とても綺麗に縫えました!」と仰って頂き
そういう瞬間が私もとにかく嬉しいです✨

ご自分の原型からデザイン変更をして
ご本人にとっては1stサンプルと言えますので
ご自身のお好きなように
仕様変更やデザイン変更が出来ます










トワルにフリルを縫い付け
ほぼ組み立て終わり
残りはお家での宿題となりました!

本日もご参加ありがとうございました😊